東京ゲートブリッジ 開通直前 最後の見学会
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首都高講座 33限目:交通管制システム「AISS’09」と山手トンネルの防災設備を学ぼう
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中央環状品川線 大井ジャンクション鋼桁架設工事(夜間通行止:湾岸線西行き)
中央環状品川線は、中央環状線の南側部分にあたる、整備が進む首都高速道路。1号羽田線(上り)と湾岸線、湾岸線と中央環状品川線の接続箇所となる大井ジャンクションでは、湾岸線西行きを夜間通行止にして、鋼桁架設工事が行われました。

「大井ジャンクション(おおいジャンクション)」は現在、1号羽田線(上りのみ)と湾岸線とを結ぶ箇所として供用されています。同じ箇所に中央環状品川線を接続することで、湾岸線と3号渋谷線・4号新宿線・5号池袋線を結ぶ中央環状新宿線とが接続することになります。

中央環状品川線は、1号羽田線・2号目黒線と接続しません。道路が完成して大井ジャンクションから中央環状品川線に入ると、五反田出入口があり、その次は3号渋谷線と接続する大橋ジャンクションとなる予定です。
大井ジャンクションでは、巨大なクレーンを使って、湾岸線と中央環状品川線とを結ぶための橋りょうが造られています。架設工事は大がかりとなるため、深夜に4回、湾岸線と国道357号の一部を通行止めにして行われます。2回目は「中央環状品川線 大井ジャンクション鋼桁架設工事(夜間通行止:湾岸線東行き)」、今回は4回目となります。

工事の概要等より引用
この日は、4回にわたって行われた橋りょうの架設の、最後の鋼桁(こうけた)が吊り上げられます。
22時、通行止めとなった湾岸線西行きの上で、架設工事が始まります。
横浜方面へと向かう、湾岸線西行き方面を望みます。
将来、大橋ジャンクション方面からの車が来る、中央環状品川線方面を望みます。
この日は、吊り上げ荷重750tのクローラクレーン「マスターテック7800」を使って、橋りょうの鋼桁(こうけた)が吊り上げられます。

鋼桁は、国道357号地内で組立てられてました。
23時過ぎ、目で見てわかる早さで鋼桁が吊り上げられていきます。
鋼桁は水平に移動します。
すでに架設されている鋼桁の上でも作業が行われています。
作業する方々が、吊り上げられた鋼桁の下からのびるロープで位置を調整をしています。
一度、動き始めた鋼桁は途中で止まることなく、一気に移動するように見えます。
今回の接続箇所へと近づいてきます。
鋼桁の中からも作業が行われています。
作業する方々の目視により、慎重に作業が行われています。
0時頃、外から目で見ることができるような大きな作業は完了しました。
通行止めをともなう「大井ジャンクション鋼桁架設工事」は、今回で最後となります。
無事に工事が完了することと、中央環状品川線における早期の開通を、心から願います。
公式:首都高速道路 - 中央環状品川線について
中央環状品川線 大井ジャンクション鋼桁架設工事(夜間通行止:湾岸線東行き)
中央環状品川線は、中央環状線の南側部分にあたる、整備が進む首都高速道路。1号羽田線(上り)と湾岸線、湾岸線と中央環状品川線の接続箇所となる大井ジャンクションでは、湾岸線東行きを夜間通行止にして、鋼桁架設工事が行われました。

「大井ジャンクション(おおいジャンクション)」は現在、1号羽田線(上りのみ)と湾岸線とを結ぶ箇所として供用されています。同じ箇所に中央環状品川線を接続することで、湾岸線と3号渋谷線・4号新宿線・5号池袋線を結ぶ中央環状新宿線とが接続することになります。

中央環状品川線は、1号羽田線・2号目黒線と接続しません。道路が完成して大井ジャンクションから中央環状品川線に入ると、五反田出入口があり、その次は3号渋谷線と接続する大橋ジャンクションとなる予定です。
大井ジャンクションでは、巨大なクレーンを使って、湾岸線と中央環状品川線とを結ぶための橋りょうが造られています。架設工事は大がかりとなるため、深夜に4回、湾岸線と国道357号の一部を通行止めにして行われます。今回は2回目となります。

工事の概要等より引用
地元の人々へ現場を公開するため、作業現場の一部が解放されました。この日は、国内最大級となる、吊り上げ荷重1,250tのクローラクレーン「CC 8800」を使って、橋りょうの鋼桁(こうけた)が吊り上げられます。

クレーンは、「ブーム」とブームの先の「ジブ」と呼ばれる腕を使って鋼桁を吊り上げ、反対側に用意された「カウンターウェイト」という重りでバランスをとります。
鋼桁は、国道357号西側の作業ヤードで組立てられてました。
カウンターウェイトは、1枚あたり9.7tの板。重ねることで重さを調整をします。タイヤの大きさは約3メートルあります。
23時過ぎ、目で見てわかる早さで鋼桁が吊り上げられていきます。
カウンターウエイトを調整する音が響きます。
ジブは、短く垂直にするほど重いものを吊り上げることができますが、ものを遠くへと運ぶことができません。逆に、ジブを長く角度をつけるほど遠くへものを運ぶことができますが、重いものを吊り上げることができなくなります。
CC 8800はブームをもっとも短くした場合に1,250tまで吊り上げることができ、ジブを108メートルまで伸ばすことができます。重量と距離とのバランスにより、今回は鋼桁を吊り上げるためにCC 8800が使われました。
鋼桁が、今回の接続箇所へと近づいてきます。
作業する方々の目視により、慎重に作業が行われています。
0時30分、外から目で見ることができるような大きな作業は完了しました。
「大井ジャンクション鋼桁架設工事」は、残すところ11月に2回行われます。
無事に工事が完了することと、中央環状品川線における早期の開通を、心から願います。
公式:首都高速道路 - 中央環状品川線について
首都高速中央環状新宿線(山手トンネル・大橋ジャンクション) 新宿〜渋谷 開通初日
中央環状新宿線は、3号渋谷線と接続する大橋JCT(おおはしジャンクション)・4号新宿線と接続する西新宿JCT(にししんじゅくジャンクション)・5号池袋線と接続する熊野町JCT(くまのちょうジャンクション)を、山手トンネル(やまてトンネル)で結ぶ、延長約11kmの首都高速道路。2010年(平成22年)3月28日、西新宿ジャンクションから大橋ジャンクションまでの4.3kmが開通しました。

「山手トンネル」と呼ばれる中央環状線は、都心に集まってしまう交通を分散するためにつくられている首都高速道路。中央環状線・中央環状新宿線・工事が進む中央環状品川線で構成されています。

中央環状新宿線は延長約11kmのすべてがトンネル。山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
過去、幾度にもわたって拝見してきた中央環状新宿線の山手トンネル。今回、開通する西新宿ジャンクションから大橋ジャンクションまでの記事は以下のとおりです。
・大橋ジャンクション 山手トンネルウォーク
・ブロガーさん限定! 第3回プレミアム見学会 大橋ジャンクション
・ブロガーさん限定! 第2回プレミアム見学会 代々木換気所
・大橋ジャンクション 目黒川さくらフェスタ2009 建設現場見学
・首都高講座6限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう
・首都高講座5限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう
・大橋ジャンクション 第6回地図バザール 建設現場見学
・大橋ジャンクション 目黒川さくらフェスタ2007 建設現場見学
・大橋ジャンクション 道の日2006 建設現場見学
すでに開通している熊野町ジャンクションから西新宿ジャンクションまでの、主な記事は以下のとおりです。
・首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) 池袋〜新宿 開通初日
・首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) トンネルウォーク
・首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) プレミアムバスツアー
3月28日、開通初日に通行してみることにしました。
●内回り・西新宿ジャンクション→大橋ジャンクション
開通から約1時間30分たった17時30分頃。4号新宿線の上り線から、中央環状新宿線へと進入します。まだ、案内板の一部が隠されています。
東北道方面は赤色、東名方面は青色という色分けがなされています。
左側は東北道方面、右側は東名方面となります。
東北道方面の渋滞が分岐までのびています。
東名方面へと移動します。先には、3号渋谷線と接続する大橋ジャンクションがあります。
急な勾配を進み、山手トンネルへと進入します。
5号池袋線と接続する熊野町ジャンクション方面からの流れと合流します。かなりの渋滞となっています。
初台南(はつだいみなみ)入口からの合流地点です。初台南入口は、3号渋谷線方面へ向かう、内回りだけの入口となります。
富ヶ谷出口の案内板です。
富ヶ谷(とみがや)出口への分岐地点です。富ヶ谷出口は、3号渋谷線方面へ向かう、内回りだけの出口となります。
渋滞の状況を示す案内板です。
大橋ジャンクションに入ります。
「大橋ジャンクション」は、中央環状新宿線と3号渋谷線、将来は中央環状新宿線と3号渋谷線と中央環状品川とが接続するポイントとなります。
大きな地図で見る
「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つことになります。
大橋ジャンクションには3号渋谷線方面へ向かう道路と中央環状線へ向かう道路が別々にあるため、2周するループ状の道路が2重になっています。地上3層・地下1層の、合計4層となります。

「大橋ジャンクションのアクセス」(首都高速道路 大橋ジャンクションのパンフレットより引用)
これよりカーブが続きます。
中央環状新宿線の上を走る鉄道を示す案内板です。
3号渋谷線への分岐まで1.4kmの地点です。
なぜ、トンネルがこのような形状になっているかは、過去の記事をお読みください。
上りの勾配が始まります。
東名方面は青色、都環(都心環状線)方面は赤色という色分けがなされています。
3号渋谷線への分岐まで900メートルの地点です。「大橋ジャンクション 山手トンネルウォーク」に参加された方は見覚えのある案内板ではないでしょうか。
再び2車線となります。
急カーブと急勾配が続きます。
3号渋谷線への分岐まで700メートルの地点です。
3号渋谷線への分岐まで600メートルの地点です。
3号渋谷線への分岐まで500メートルの地点です。大橋ジャンクション 山手トンネルウォークにおいて、イベントの出口となった地点です。
3号渋谷線への分岐まで400メートルの地点です。大橋ジャンクション 山手トンネルウォークにおいて、イベントの入口となった地点です。
右側へ進むと渋谷・都心環状方面、左側へ進むと用賀・東名方面となります。
東名方面への渋滞が続きます。トンネルの中から外へ出る際、明るさの違いに目を慣らすため、ライトの色合いなどが考慮されています。
3号渋谷線への分岐地点です。
都心環状方面へ向かいます。
カーブと下りの勾配となります。
3号渋谷線との合流地点です。
今回、開通した箇所はここまでとなります。
●外回り・大橋ジャンクション→西新宿ジャンクション
開通から約5時間たった21時頃。3号新宿線の下り線から、中央環状新宿線へと進入します。
4号新宿線と接続する西新宿ジャンクション・5号池袋線と接続する熊野町ジャンクション・東北道方面へと向かいます。
急カーブと下りの勾配が続きます。
3号渋谷線の上り線からの流れと合流して、2車線となります。
予想以上にスピードが出てしまうので、注意が必要です。
2車線から1車線になります。
西新宿ジャンクションへ向かう外回りだけの入口となる富ヶ谷(とみがや)入口からの合流地点を過ぎると、続く分岐への案内板があります。
西新宿ジャンクションへ向かう外回りだけの出口となる初台南(はつだいみなみ)出口からの合流地点を過ぎると、西新宿ジャンクションとなる4号新宿線への分岐があります。
右側へ進むと4号新宿線への合流地点となります。中央道方面のみとなり、都心方面へは行くことができません。
西新宿ジャンクションの下となります。
4号新宿線の上り線からの流れと合流します。
今回、開通した箇所はここまでとなります。この先は5号池袋線と接続する熊野町ジャンクション方面となります。
山手トンネルの中はFMラジオを快適に聴くことがでるため、地震などの災害の際にも充分な情報を得ることが可能です。
今回の開通により、東名高速道路と東北自動車道とのアクセスが約18分短縮、東名高速道路と常磐自動車道とのアクセスが約15分短縮するなど、所要時間の信頼性が改善されます。また、安全性は向上し、物流・旅客・緊急輸送などの機能確保がなされます。
平成25年度完成予定の品川線開通など、今後も快適な道路環境が整っていくことを心より期待しています。
公式:東京SMOOTH 参考:首都高速道路 - 山手トンネルの便利な使い方
首都高速中央環状新宿線(山手トンネル・大橋ジャンクション) 山手トンネルウォーク 新宿〜渋谷
中央環状新宿線は、3号渋谷線と接続する大橋JCT(おおはしジャンクション)・4号新宿線と接続する西新宿JCT(にししんじゅくジャンクション)・5号池袋線と接続する熊野町JCT(くまのちょうジャンクション)を、山手トンネル(やまてトンネル)で結ぶ、延長約11kmの首都高速道路。歩く最後のチャンスとして、大橋ジャンクションにて「山手トンネルウォーク」が開催されました。

「山手トンネル」と呼ばれる中央環状線は、都心に集まってしまう交通を分散するためにつくられている首都高速道路。すでに供用されている中央環状線・この度、完成した中央環状新宿線・現在、工事が進む中央環状品川線で構成されています。

中央環状品川線は中央環状新宿線の延長にあり、3号渋谷線(大橋JCT)と湾岸線とを結ぶ約9.4kmの工事で、2013度(平成25年度)の開通を目指して進められています。
「大橋ジャンクション」は、中央環状新宿線と3号渋谷線、将来は中央環状新宿線と3号渋谷線と中央環状品川とが接続するポイントとなります。「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つことになります。
大橋ジャンクションには3号渋谷線方面へ向かう道路と中央環状線へ向かう道路が別々にあるため、2周するループ状の道路が2重になっています。地上3層・地下1層の、合計4層となります。

「大橋ジャンクションのアクセス」(首都高速道路 大橋ジャンクションのパンフレットより引用)
大橋ジャンクションは、国立競技場のトラックとほぼ同じ大きさの1周約400メートルのループ状の道路を2周することで、高低差のある高架の3号渋谷線と地下の中央環状線との間を相互に移動することができます。バームクーヘンを楕円にして、斜めに傾けたような形状の建築物です。
「山手トンネルウォーク」は、10時から16時30分(最終入場は15時)まで、大橋ジャンクションで行われました。目黒川沿いに、イベント会場への入口があります。
巨大な建築物の内側にある、大橋換気所の入口から大橋ジャンクションへと入ります。
換気所は、外の空気をトンネルの中へ送り、トンネルの中の排気ガスをきれいにしてから外へ出すための施設。今回のトンネルウォークではコースに含まれていません。
大橋換気所の入口を進みます。開場が始まった10時前後はかなりの行列ができていました。ここでのロードコーンの色において、右側が赤色、左側は青色だということを覚えておくと、先へ進んだときに、今回の大橋ジャンクションの開通におけるイベントへの意気込みとこだわりを強く感じることができます。
会場入口の受付です。パンフレットや記念の色鉛筆などを受け取ります。
管理用の緩いスロープを上ると、右側が歩くことのできる大橋ジャンクションのトンネルとなります。
左側は大橋換気所となり、進むことはできません。
トンネルに入ると、3号渋谷線との分岐まで400メートルを示す案内板があります。
多くの人がウォーキングを楽しんでいます。
(山手トンネルウォーク配布物より引用) クリックすると拡大します
二重らせんになっているトンネルのうち、中央環状新宿線から3号渋谷線へと向かうルートを自由に歩くことができます。
赤色の矢印は「ハーフコース」見学距離:約1.5km、見学時間:約45分。
赤色の矢印と青色の点線矢印は「フルコース」見学距離:約3km、見学時間:約90分。
山手トンネルウォークは、まず坂を上り3号渋谷線への分岐まで歩き、Uターンして坂を下って分岐まで約1kmの箇所まで移動、再び坂を上がって戻るというコースになっています。ここでは実際の自動車の流れに従って、分岐まで約1kmの箇所から坂を上り、3号渋谷線への分岐まで進むことにします。
4号新宿線の西新宿JCT方面から向かってくる自動車は、ここを通ります。
今回、これより先へ進むことはできません。記念写真を撮る「フォトスポット」となっています。
「水噴霧デモンストレーション」が、11時から13時までの間と14時から16時までの間、30分ごとに1分間実施されています。
トンネルで火災が発生した際、水噴霧によって消火作業が行われます。
4号新宿線の西新宿JCT方面を背にして、自動車が進む向きに合わせて3号渋谷線への分岐まで進みます。
分岐のための案内版が約1km前から掲示されています。道路は1車線となります。
非常電話が設置されています。非常の際にはくぼみに入り、電話をかけます。電話かけているときに走行してくる自動車の流れを把握するため、非常電話の案内の真ん中には視界を確保するための四角い空間が用意されています。
3号渋谷線への分岐まで約900メートルの地点となります。
ここから先、道路は分岐に備えて2車線となります。
R60メートルの急カーブおよび急勾配注意の案内板です。
3号渋谷線への分岐まで約700メートルの地点となります。「トンネル技術紹介エリア」となっていて、工事状況ビデオ上映・パネル展示・模型展示などが用意されています。
大橋ジャンクション工事カレンダーです。工事開始の2003年から完成した2010年までの進捗が時間を追って写真でわかるようになっています。
トンネルにはたくさんの種類の設備があります。トンネルの中の火災を検知するための計測器になります。炎の色や揺らぎで検知する仕組みになっています。
走行中の自動車からの可読性が上がるように、長体の文字になっています。
3号渋谷線への分岐まで約600メートルの地点となります。
新宿線工事写真のスライドショー「A MOMENT」が上映されています。
大橋ジャンクションでの走行を疑似体験することができる、ドライビングシミュレーターが用意されています。
この日は子ども優先になっていて、ゲーム感覚で楽しんでいます。
3号渋谷線への分岐まで約500メートルの地点となります。
山手トンネルウォークをひととおり楽しんだときのゴールとなり、外へ出ることができます。ここでは先へ進むことにします。
行きたい方向を迷わず選ぶことができるよう、大橋ジャンクションでは中央環状線から3号渋谷線へと向かう道路において「東名方面=青色」「都環方面=赤色」という視覚的な区分がされています。入口でのロードコーンは、この色を示しています。
赤色の右側の車線が都心環状線方面、青色の左側の車線は東名高速道路方面となります。
「PRエリア」となっています。おなじみのMr.ETCも開通を控えてうれしそうです。
中央環状線のイメージキャラクター、C2くん(シーツーくん)です。都心の高速道路の環状部分は、内側から都心環状線(C1)、中央環状線(C2)という名称がついていて、この山手トンネルは中央環状線になるため、C2くんという名前がつきました。マスクをしているのは、大人の都合とのことです。
3号渋谷線への分岐まで約400メートルの地点となります。
山手トンネルウォークのスタートはここからとなります。
山手トンネルウォークの最初に通るのは「光の演出エリア」となります。
LEDを使用した光のオブジェやライトを使った幻想的な空間が続きます。
天井に映し出される光の芸術に皆、歓声を上げています。
動的な色のダンスに、高速道路だということを忘れてしまいます。
様々な光の先に、ひときわ輝くオブジェがあります。
子どもも大人も驚きをもって見ていました。
光の演出を越えると、「整備効果・環境エリア」「安全・防災エリア」「建設技術・工事エリア」と続きます。
大橋ジャンクションの、内側の約3,000平方メートルは広場、屋上の約7,000平方メートルは公園となり、目黒区により2012年(平成24年度)の開園を目指して整備が進められています。多くを緑地化することで、温暖化防止に貢献することができます。
「車両展示エリア」として、交通管理車両・維持管理車両・パトカー・消防車が展示され、乗車することができます。
中でも目を引いていたのが首都高バイク隊の、400ccのバイクです。事故による渋滞の際でも、現場に急行することができます。バイク3台と作業車1台の4台一組になり、24時間態勢で山手トンネルを巡回しているとのことです。
火災などが発生した場合にトンネルから脱出するための非常口です。
火災の際に使用する、消火器・泡消火栓・押ボタン式通報装置、非常電話が備わっています。
中央環状線の山手トンネルを走ってきた自動車が、3号渋谷線へ進むための、分岐箇所となります。
右側へ進むと渋谷・都心環状方面、左側へ進むと用賀・東名方面となります。
山手トンネルウォークでは、右側の都心環状方面へは進むことはできません。赤色の路面が続きます。
左側の東名方面へと進みます。青色の路面と反射板の矢印が続きます。
今回、これより先へ進むことはできません。記念写真を撮る「フォトスポット」となっています。
先には3号渋谷線との合流箇所があり、用賀・東名方面へと向かう自動車の流れを見ることができます。
3号渋谷線への分岐まで約500メートルの地点にある出口から外へ出て、山手トンネルウォークは終了となります。
今回のイベントは、実際に大橋ジャンクションを走行するルートを知る意味において、非常に有意義なイベントだと感じました。
今回の開通により、東名高速道路と東北自動車道とのアクセスが約18分短縮、東名高速道路と常磐自動車道とのアクセスが約15分短縮するなど、所要時間の信頼性が改善されます。また、安全性は向上し、物流・旅客・緊急輸送などの機能確保がなされます。
今後も快適な道路環境が整っていくことを心より期待しています。
公式:東京SMOOTH
首都高速道路 ブロガーさん限定! 第3回プレミアム見学会 大橋ジャンクション
中央環状新宿線は、3号渋谷線と接続する大橋JCT(おおはしジャンクション)・4号新宿線と接続する西新宿JCT(にししんじゅくジャンクション)・5号池袋線と接続する熊野町JCT(くまのちょうジャンクション)を、山手トンネル(やまてトンネル)で結ぶ、延長約11kmの首都高速道路。ブロガーを対象とした「ブロガーさん限定! 第3回プレミアム見学会 大橋ジャンクション」が、大橋ジャンクションにて開催されました。

「山手トンネル」と呼ばれる中央環状線は、都心に集まってしまう交通を分散するためにつくられている首都高速道路。すでに供用されている中央環状線・もうじき完成する中央環状新宿線・現在、工事が進む中央環状品川線で構成されています。
中央環状品川線は中央環状新宿線の延長にあり、3号渋谷線の大橋JCTと湾岸線とを結ぶ約9.4kmの工事で、2013度(平成25年度)の開通を目指して進められています。
「大橋ジャンクション」は、中央環状新宿線と3号渋谷線、将来は中央環状新宿線と3号渋谷線と中央環状品川線とが接続するポイントになります。
地上約35メートルの3号渋谷線と、地下約36メートルの中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つことになります。
30分ほど、概要説明を聞きます。
大橋ジャンクションは、国立競技場のトラックとほぼ同じ大きさの1周約400メートルのループ状の道路を2周することで、高低差のある高架の3号渋谷線と地下の中央環状線との間を相互に移動することができます。バームクーヘンを楕円にして、斜めに傾けたような形状の建築物です。中央には、トンネルの空気を入れ替えするための換気所が設けられることになっています。
大橋ジャンクションには3号渋谷線方面へ向かう道路と中央環状線へ向かう道路が別々にあるため、2周するループ状の道路が2重になっています。地上3層・地下1層の、合計4層となります。

「大橋ジャンクションのアクセス」(首都高速道路 大橋ジャンクションのパンフレットより引用)
まずは、3号渋谷線と中央環状新宿線とが接続します。様々なパネルや模型、記念の品々が展示されています。2009年(平成21年)9月に3号渋谷線と中央環状新宿線とが物理的に接続した際に行われた「連結式」にて使用された、金色のボルトとスパナです。
2009年8月に2週連続で放映されたテレビ番組「タモリ倶楽部」で、タモリさんと江川達也さんがつくられた大橋ジャンクションのロゴです。
クリックすると拡大します
見学に際しては、日没など時間を考慮して順路を設定していただきました。ここでは、説明をしやすくするため、見学の順路が実際と異なります。
まずは、大橋ジャンクションのループ内側に入ります。

過去、出入口となっていた箇所は塞がれていました。自動販売機と比較すると、全体の大きさがわかります。
トンネルの空気を入れ替えするための施設、大橋換気所へと入ります。

スロープの先はトンネルへとつながっています。トンネルへ入るのは後となります。
この壁の向こうにはトンネルの空気を外へ送り出す換気ファンがあります。
大橋換気所の断面模型です。大橋換気所の周りを、トンネルがらせん状に通っていることがわかります。
換気所の中心部を目指します。時折、通路で使われている緑色の照明は、出入口となる避難階段があることを示しています。


様々な機器が搬入、設置されています。
トンネルの排気ガスが外に出るまでの流れを順番に見てみます。
下に位置するトンネルから吸い上げられた排気ガスは、隙間から、低濃度脱硝設備へと吸い込まれます。低濃度脱硝設備とは、SPM除去装置と低濃度脱硝装置を合わせた設備です。
ミクロン単位の細かいチリであるSPM(浮遊粒子状物質)やNO2(二酸化窒素)を含んだ排気ガスはまず「SPM除去装置(電気集塵機)」を通ります。SPMは80%以上除去されます。

続けて「低濃度脱硝装置」を通ります。NO2が90%以上除去されます。
低濃度脱硝装置の中にある活性炭は、洗うことで再利用が可能になっています。

きれいになった空気は、天井のダクトに吸い込まれていきます。
上のフロアには「換気ファン」が設置されていて、空気は下から上へ流れます。大橋ジャンクションには換気ファンが9基、設置されています。
トンネルの排気ガスは、低濃度脱硝設備を通ってきれいな空気になった後、換気ファンで吸い上げられ、ファンの大きな音を消すための消音装置を抜けて、45メートル上空に吹き上げられます。
換気所を移動します。

外からトンネルへ空気を送り込む「送気ファン」が設置されています。
大橋換気所を出て、大橋ジャンクションのループ屋上へと移動します。
階段からは3号渋谷線との連結部分を見ることができます。
見下ろすと、高さを実感することができます。
大橋ジャンクションのループ屋上です。
山手トンネルから3号渋谷線へ向かう橋梁区間を上から見ます。
右側へ進むと渋谷・都心環状方面、左側へ進むと用賀・東名方面となります。
大橋ジャンクションの周囲でも再開発の工事が進みます。
大橋ジャンクションの屋上につくられる公園は、隣接する再開発ビルと連絡橋で結ばれます。連絡橋が架かる箇所は、壁が削られています。
前が大橋換気所、奥の再開発ビルはプリズムタワーです。
ループ屋上は約7,000平方メートルあり、公園となる予定です。
小学生によって描かれたイラストが残っています。
イラストは、写真という形で残されるとのことです。
完成間近となる大橋換気所です。
人や機材と比べると、大きさがわかります。
ループ屋上は、1メートルほど土を盛って、植樹をする予定です。

いよいよ工事も終盤を迎えていることがわかります。
ループ屋上とプリズムタワーとを結ぶ連絡橋です。こちらはすでに渡ることができます。
大橋換気所は、地上7階、地下2階となっています。内部には、低濃度脱硝設備・換気ファン・排気ファン・消音装置、電気設備などが備わります。
屋上ループから、ループの路面へと移動します。
先は、3号渋谷線の用賀・東名方面から山手トンネルへと向かう分岐地点となります。
車の流れに沿って、用賀・東名方面から山手トンネルへと進みます。
ドライバーの目をトンネルの暗さに慣らすため、天井は工夫がこらされています。
3号渋谷線、用賀・東名方面からと渋谷・都心環状方面からの合流地点です。
大橋ジャンクションのループ部分に入ります。
後方を見てみます。左側の用賀・東名方面から、右側の渋谷・都心環状方面からトンネルに入ってきた車は、ここで合流します。
天井には案内板のダミーが掲げられています。実際には、600メートル先の反対車線に設置されるものです。
大橋ジャンクションのループ部分を下ります。
アスファルト舗装が行われています。舗装の厚みは約8センチです。
先へ進むと4号新宿線の西新宿ジャンクションや5号池袋線の熊野町ジャンクションへと接続します。
トンネルの様々な設備はこれから設置されていきます。
非常口誘導灯が設置される箇所になります。
消化器・消火栓・非常ボタンはすでに設置されています。
案内板が設置される箇所になります。
アスファルト舗装はこれからとなります。
先へ進んで下っていくと、地上と同じ高さの地点に出ました。
大橋ジャンクションの合流地点から約500メートル進んだ箇所になります。
さらに先へと進みます。ここからは地下となります。
ループ部分が終わります。大橋ジャンクションの合流地点から約800メートル進んだ箇所になります。
ここから先は、トンネルを掘削するための筒型の機械、シールマシンが掘り進めた、円形のシールドトンネル区間となります。シールドマシンが折り返した大橋立坑です。
シールドトンネルは円形で、見ることのできない下半分には空気が通るダクトが備わっています。
ここでも設備の設置が進められています。


シールドトンネルの区間を進みます。
中央環状品川線との合流地点が見えてきました。

中央環状品川線が2013度(平成25年度)に開通すると、3号渋谷線からの車と、右側の湾岸線方面からの車がここで合流して、4号新宿線の西新宿ジャンクションや5号池袋線の熊野町ジャンクションへと向かいます。
トンネルは上下構造になっています。


今度は反対車線へと移動するため、らせん階段を上がります。
先ほどの真上に位置する、反対車線のトンネルです。4号新宿線の西新宿ジャンクションや5号池袋線の熊野町ジャンクションから、大橋ジャンクションへと向かうトンネルとなります。
先へ進むと3号渋谷線、用賀・東名方面と渋谷・都心環状方面への分岐となります。
後方を見てみます。

山手トンネルから来た車は、中央環状品川線方面へは左側、3号渋谷線方面へはこの右側に進みます。
車の流れに沿って、3号渋谷線方面へと進みます。左側が壁で覆われている箇所が見えてきました。
ここは将来、中央環状品川線方面から来る車との合流地点となります。
松見坂の文字を見ることができます。シールドマシンは、松見坂立坑から山手トンネルの内回りを掘り、大橋立坑でターンをして、再び松見坂立坑を目指して外回りを掘り進めました。
消火設備の使い方を聞きます。女性や子どもでも操作ができるように設計されています。
外の空気は、送風ファンの送風により、トンネルの下を通って、道路の横に設置された送風口から送られます。
トンネルの排気ガスは、道路の上に設置された排気口から、低濃度脱硝設備できれいな空気になった後、排気ファンの送風により外へと吹き上げられます。
ループ部分に入ります。
スピードが出ている車が快適に走ることができるよう、道路には傾斜がついています。
あらゆる場所で作業が行われていました。
外に出て、外観を眺めます。周囲との景観の調和をとるため、壁には細かいスリットが入っていて、上部には疑似窓がついています。
山手トンネルを掘り進めたシールドマシンの一部が展示されています。
カッタヘッドと呼ばれる、シールドマシンの刃です。
ここにて「首都高速道路 ブロガーさん限定! 第3回プレミアム見学会 大橋ジャンクション」は終了となります。
大橋ジャンクションの開通により、東名高速道路と東北自動車道とのアクセスが約18分短縮、東名高速道路と常磐自動車道とのアクセスが約15分短縮するなど、所要時間の信頼性が改善されます。また、安全性は向上し、物流・旅客・緊急輸送などの機能確保がなされます。
案内をしていただいた現場の方々、首都高速道路の方々に、心よりお礼を申し上げます。
今後も引き続き、見学会を開催していただけることを願います。
公式:東京SMOOTH - 大橋ジャンクション概要
首都高速道路 ブロガーさん限定! 第2回プレミアム見学会 首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) 代々木換気所 プレミアム見学会
中央環状新宿線は、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)を山手トンネル(やまてトンネル)で結ぶ、延長約11kmの首都高速道路。プレミアム見学会として「中央環状新宿線 代々木換気所」の現場見学会が開催されました。

山手通りの地下では、山手トンネルと呼ばれる中央環状新宿線の工事が進んでいます。
山手通りでは中央分離帯に、高い塔を見ることができます。トンネルの中の空気を入れ替えるための塔で、その地下には「換気所」と呼ばれる施設がつくられています。
中央環状新宿線では、約1.0km〜1.5kmごと、9箇所に換気所がつくられています。その中のひとつ「代々木換気所」は、首都高速道路の3号渋谷線と4号新宿線の間、小田急小田原線代々木八幡駅のそばにあります。大きさは約190m、幅40m。富ヶ谷出入口付近から西新宿JCTの南側の約1kmの換気を受け持ちます。開通後は三宅坂にある施設から遠隔操作をされることになっています。
2本ある塔の間に、階段があります。

階段を下りて、地下にある換気所へと向かいます。
換気所の内部へと到着しました。まずは、20分ほどの概要説明となります。
山手トンネルと呼ばれる首都高速道路の中央環状新宿線は、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを結びます。約11kmすべてが、山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。

4号新宿線(西新宿JCT)と5号池袋線(熊野町JCT)とを結ぶ約7kmは、2007年(平成19年)12月に開通。現在は、3号渋谷線(大橋JCT)と4号新宿線(西新宿JCT)とを結ぶ約4kmの工事が、2010年度(平成21年度)の開通を目指して進められています。

(首都高速道路 - 中央環状線 C2インフォメーションセンターウェブサイトより引用) クリックすると拡大します
トンネルは、「シールドマシン」と呼ばれる巨大な筒型の機械で掘り進められました。「立坑」と呼ばれる縦穴を掘った後、シールドマシンで横穴を掘ります。筒型のシールドマシンで掘り進めるので、完成したシールドトンネルは筒状になります。
シールドマシンで掘る「シールド工法」は、地上から土を掘り下げる「開削工法」と比べて時間やコストを大幅に抑えることができます。
シールドトンネルの途中に出入口をつくる際には、「セグメント」と呼ばれる壁の一部を撤去して、地上からの四角い構造体「躯体(くたい)」と連結する「切開き工法」がとられました。
切開き工法は、出入口となる箇所を慎重に掘削することから始まります。
掘削を完了すると、筒状のシールドトンネルを外から見ることができます。
躯体を連結する箇所のセグメントを切断します。
山手トンネルは内回りと外回りの2本あるため、それぞれを切断することになります。
シールドトンネルと躯体とが連結した際の断面図となります。
切開き工法で造られたトンネルの出入口付近です。筒状のトンネルの右側に、四角い躯体が連結しています。
説明を受けた後は、換気所の設備を見ることにします。
トンネルは自動車が走行するため、空気を入れ換える「換気」をするための設備が必要になります。トンネルの中に新鮮な空気を送ったり、走る自動車から出る排気ガスをトンネルの外へ出したり、また、万が一に発生した火災の煙を排出するための役割を担う施設が「換気所」になります。
実際の空気の流れにそって、設備を見ていくことにします。まずはトンネルの中に新鮮な空気を送るための「給気」です。
地上に設置された、高さ5mの四角い「給気塔」から入った空気は、換気所のある地下へと取り込まれます。
湾曲した鉄板「整流板」により、空気は整えられ方向を変えて流れます。

空気は少ない抵抗で曲がり、「消音装置」を通ります。
消音装置は、いくつもの筒状の吸音材で構成されています。
消音装置を通過すると、巨大な「換気ファン」により空気が取り込まれます。換気ファンから発生する音を、消音装置で規制基準値以下に低減します。
人と比較すると、換気ファンの大きさがわかります。鳥やゴミを巻き込むことがないように網が張られています。1分間に約800回転するとのことです。
換気ファンは横から見ることができます。手前と奥、合計2台が使われます。
空気は道路の下の「送空ダクト」を通り、道路へと送られます。
自動車から出る排気ガスは、「送空口」からの空気によって薄められます。
実際の空気の流れにそって、設備を見ていくことにします。次はトンネルの中の排気ガスをきれいな空気にした後に外へ送るための「排気」です。
トンネルの上の「排気口」から取り込まれた排気ガスは、道路の下の「排気ダクト」を通り、換気所へと集められます。排気ガスはまず、「SPM除去装置(電気集じん機)」を通ります。

SPM除去装置がある部屋は、設備の清掃を行う際に片方を停止しても、もう片方は稼働し続けることができるために、2つに分かれています。
ディーゼルエンジンの排気ガスなどに含まれる、粒径が10ミクロン以下の非常に小さい粒状物質「SMP(浮遊粒子状物質)」が80%除去されます。
SPM除去装置を通過すると、巨大な換気ファンにより空気が取り込まれます。
換気ファンは横から見ることができます。手前と奥、合計2台が使われます。
先ほど見た給気のための青色に塗られた2台の換気ファンと、排気のための黄色に塗られた2台の換気ファン、合計4台が備わっています。
換気ファンを通った排気ガスは、「低濃度脱硝装置」を通ります。
車の燃料であるガソリン・軽油の燃焼により生じた一酸化炭素が酸化された「二酸化窒素」が90%以上除去されます。
低濃度脱硝装置を通ることで、ペレット状の脱硝材に二酸化窒素が吸着します。
低濃度脱硝装置には「吸収式」と「吸着式」があります。山手トンネルの要町・上落合・中落合・東中野の4箇所の換気所では吸収式を採用、本町・西新宿・代々木・神山町・大橋の5箇所の換気所では吸着式が採用されています。吸収式と吸着式に大きな性能の差はないとのことです。
換気ファンの音を小さくするため、消音装置を通過します。装置を通ることにより騒音は規制基準値以下に低減、静かな公園および図書館の室内程度になるとのことです。

集められた排気ガスは環境基準を充分に満たした空気に浄化され、地上部の高さ45m、地下15m、合計60mの「排気塔」から吹き上げられます。
換気塔の真下から見上げると、換気塔が六角形であることを確認することができます。六角形の一辺は3mあります。
きれいになった空気は、毎秒約10m(時速約36km)の速さで約100mの高さまで上り、拡散されます。

排気塔から排出された二酸化窒素は環境基準と比べて数百分の一以下となり、地表付近への影響は非常に小さくなります。
換気塔のデザインにも相当な配慮がなされています。
・圧迫感のないデザイン
・周辺景観と調和したデザイン
・時の移り変わりに配慮したデザイン
という3つの設計方針のもと、造られました。
以上の設備が内回りと外回りの両方に備わっているため、換気塔は2本存在します。
地下約30mの高速道路の本線へと移動します。途中のダクト階には電気系統の配線を見ることができます。
高速道路階に着きました。
写真の中央にある扉から出ると、高速道路の本線となります。
内回りと外回りがつながっている箇所となります。4号新宿線(西新宿JCT)から3号渋谷線(大橋JCT)方面へと向かう、内回りを歩きます。
4号新宿線(西新宿JCT)方面を眺めると、初台南出入口が見えました。内回りは入口のみ、外回りは出口のみのハーフICとなります。
初台南出入口付近から見る、内回りの3号渋谷線(大橋JCT)方面です。トンネルの形状を見ることで、説明を受けた切開き工法を確認することができます。
完成したときの自動車の流れに合わせて、内回りを3号渋谷線(大橋JCT)方面へと歩きます。先には富ヶ谷出入口があります。
シールド工法でつくられた筒状のトンネルと、開削工法でつくられた四角いトンネルが連結している箇所を見ることができます。
右側には平らな壁が続き、その先に扉が現れました。
火災時に使用する非常口と避難通路になる予定の箇所です。
富ヶ谷出口付近に設置される標識版のレイアウトが貼られていました。非常口の上部に付けられる予定のものとなります。
トンネルを掘ったシールドマシンは直径は約13m、重量は約2,000tありました。山手トンネル全区間のうち、約7割がシールドマシンで掘るシールド工法となっています。
消火器・泡消火栓・押ボタン式通報装置が設置される箇所で、泡消火栓を手に取ることができました。力がない人でも、楽に操作をすることができるようになっています。
泡消火栓が格納されている設備のデザインは、避難した際に進行方向がわかるよう、片側の面のみが赤色に塗られています。
富ヶ谷出入口が近づき、再び開削工法の箇所を見ることができました。

様々な作業が各所で行われています。
富ヶ谷出入口に着きました。内回りは出口のみ、外回りは入口のみのハーフICとなります。
片側1車線の出口を進むと、山手通りの東京大学駒場キャンパス付近に出ることができます。
振り返り、外回りから眺めてみます。出口は分岐のために壁となっていますが、入口は合流となるため、本線を走る車を認識しやすい柱となっています。
先は、4号新宿線(西新宿JCT)方面となります。
再び本線の内回りを歩きます。右側の壁を見ると、円筒のシールド工法の後、富ヶ谷出入口をつくるために開削工法が行われたことがわかります。
開削工法の端となります。
先には3号渋谷線と接続する、大橋ジャンクションがあります。
大型車はトンネルでUターンができないため、専用のターンテーブルが使われています。
自動車がカーブを走行する際、負荷を低減させるために傾斜が必要となります。
バンクと呼ばれる傾斜をつくるための作業が行われていました。
神山町換気所へと続く扉から、地上へと戻ります。
先は、3号渋谷線(大橋JCT)方面となります。
通路と階段を進みます。


地上部へ避難するための通路となっています。
以前、「首都高講座5限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」が行われた神山町換気所の内部へと着きました。
様々な設備を運び込むため、大きな空間が確保されています。
階段を上がり、地上へと出ます。

「首都高速中央環状新宿線 代々木換気所 プレミアム見学会」はここにて終了となります。
中央環状新宿線(山手トンネル)の整備により、首都高速道路および周辺の一般道路の交通の流れがスムーズになり、排気ガスの量が減少、大きな環境改善が期待できます。

トンネルにおける換気所は、環境を考慮した空気の入れ替えや避難するための重要な施設であるということを学ぶことができました。
案内をしていただいた現場の方々、首都高速道路の方々に、心よりお礼を申し上げます。
今後も引き続き、見学会を開催していただけることを願います。
公式:首都高速道路 - 中央環状線 C2インフォメーションセンター 関連:ラジエイト - 中央環状新宿線 神山町換気所 / 東中野換気所
首都高速道路 大橋ジャンクション 目黒川さくらフェスタ2009 建設現場見学
大橋ジャンクション(おおはしジャンクション)は、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、東京都目黒区に設置されるジャンクション。「目黒川さくらフェスタ2009」に合わせて、「首都高速道路 大橋ジャンクション 建設現場見学」が開催されました。

「中央環状線」は都心に集まってしまう交通を分散するためにつくられている首都高速道路。すでに供用されている中央環状線と、工事が進む中央環状新宿線・中央環状品川線に分けられます。
中央環状新宿線は4号新宿線(西新宿JCT)と5号池袋線(熊野町JCT)とを結ぶ約7kmが、2007年(平成19年)12月に開通。現在は、3号渋谷線(大橋JCT)と4号新宿線(西新宿JCT)とを結ぶ約4kmの工事が、2010年度(平成21年度)3月の開通を目指して進められています。
中央環状品川線は中央環状新宿線の延長にあり、3号渋谷線(大橋JCT)と湾岸線とを結ぶ約9.4kmの工事で、2013度(平成25年度)の開通を目指して進められています。

「大橋ジャンクションの平面図」(首都高速道路 大橋ジャンクションのパンフレットより引用)
「大橋ジャンクション」は、中央環状新宿線と3号渋谷線、将来は中央環状新宿線と3号渋谷線と中央環状品川とが接続するポイントとなります。「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つことになります。
建設現場見学は2009年(平成21年)3月29日(日)と4月5日(日)の二日間、いずれも10時から15時まで、目黒川さくらフェスタ2009に合わせて行われました。
まずは、隣接するインフォメーションセンターで大橋ジャンクションの概要を学ぶことにします。
大橋ジャンクションは、国立競技場のトラックとほぼ同じ大きさの1周約400メートルのループ状の道路を2周することで、高低差のある高架の3号渋谷線と地下の中央環状線との間を相互に移動することができます。バームクーヘンを楕円にして、斜めに傾けたような形状の建築物です。中央には換気所が設けられることになっています。
どのような感覚で走行することができるかを試す、ドライビングシミュレーターを体験することができました。
カーブが続く道路で、行きたい方向を迷わず選ぶことができるよう、大橋ジャンクションでは中央環状線から3号渋谷線へと移動する箇所において「東名方面=青色」「環状方面=赤色」という視覚的な区分がされています。
見学のための入口へと移動して、大橋ジャンクションの内部に入ります。

万一の事故への備えとして、保険加入のため、氏名を記入します。ヘルメットを着用して階段を上ります。
「D2フロア」まで上がりました。地上約20m、ビル5階相当の位置となります。完成すると本線となる箇所で、壁面には高速道路の交通シミュレーション映像が流されています。
大橋ジャンクションには3号渋谷線方面へ向かう道路と中央環状線へ向かう道路が別々にあるため、2周するループ状の道路が2重になっています。地上3層・地下1層の、合計4層となります。

「大橋ジャンクションのアクセス」(首都高速道路 大橋ジャンクションのパンフレットより引用)
立っているのは、中央環状線へと向かう道路です。3号渋谷線の、東名方面(左側)からと、環状方面(右側)からとが合流する箇所になります。
上部は、中央環状線から、3号渋谷線の東名方面(左側)と環状方面(右側)へと分岐する箇所になります。
記念撮影のポイントが用意されています。
多くの人が記念撮影をしていました。
大橋ジャンクションの内側には、換気所の工事が進められています。
大橋ジャンクションの内部の換気を行う「大橋換気所」となります。
自動車の流れにそって、来た道を戻ります。3号渋谷線の東名方面からと環状方面とが合流して、大橋ジャンクションへと入る箇所になります。
先は、中央環状線へと進むことができます。各フロアの傾斜は約6%、中程度の坂になっています。
壁面を見ると、ところどころに四角いくぼみをみることができます。

火災の際に使用する、消火器・泡消火栓・押ボタン式通報装置が設置される箇所になります。
再び階段を上ります。
「屋上フロア」まで上がりました。地上約35m、ビル9階相当の位置となります。
先ほど下から見た道路を、今度は屋上から見てみます。中央環状線から、3号渋谷線の東名方面(左側)と環状方面(右側)へと分岐する箇所になります。
環状方面への道路の取り付け部の桁架設をするため、800t吊り大型クレーンが設置されています。
大橋ジャンクションの内側を、屋上から見てみます。約3,000平方メートルある内側の空間は、広場となる予定です。
中央にある四角い建物は現在も地域で利用されている変電所で、工事の最終段階まで残されます。

大橋換気所となる施設を正面から見ることができます。
約7,000平方メートルある屋上は、公園となる予定です。
広場と公園は、目黒区により2012年(平成24年度)の開園を目指して整備が進められます。多くを緑地化することで、温暖化防止に貢献することができます。
建設現場見学はここまでとなります。
大橋ジャンクションのまわりを歩いてみてみることにします。

屋上から見た、800t吊り大型クレーンを横から見てみます。
国道246号の上には首都高速道路の3号渋谷線が走ります。大橋ジャンクションとの接続箇所であることがわかります。
ループ状の道路の断面も見ることができました。
大橋ジャンクションは、目黒川沿いに咲くたくさんの桜とともに、時代を超えた美しい景観を示してくれています。
老若男女を問わず公開された毎年恒例のイベントは、大橋ジャンクションの意義を知る意味でも、非常に有意義なイベントだと感じました。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
公式:東京SMOOTH
首都高講座 6限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう
「首都高講座」は、首都高速道路における工事の現場や施設、車両などを見学することのできるイベント。6限目は「開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」として、2009年(平成21年)1月15日に行われました。

首都高講座6限目は開通1周年を迎える「首都高速道路中央環状新宿線(山手トンネル)の神山町換気所」について学びます。
首都高Newsについている見学会応募券をはがきに貼って応募、当選することで参加をすることができます。18歳以上15組30名が参加しました。
14時、山手通りの神山町換気所に集合となります。
首都高講座6限目は、首都高講座5限目とほぼ同じ内容となっています。ここでは概略だけ記しますので、詳細は2008年(平成20年)12月11日に行われた首都高講座5限目の記事「ラジエイト - 首都高講座5限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」をご覧ください。
駒場東大付近の、山手通りの中央分離帯に工事が進む、首都高速道路中央環状新宿線(山手トンネル)の神山町換気所があります。参加者はヘルメットをかぶり、換気所の内部へ入ります。
まずは、換気ファン室へ移動して、山手トンネルの概要と工事や設備の説明を聞きます。
換気所は、トンネルを走る自動車から排出される排気ガスや、万が一に発生した火災などの煙を排出するため、換気に必要なファンなどを設備した施設です。
山手トンネルには神山町換気所を含めて9カ所の換気所が設置されています。
トンネルの、排気の流れに沿って見て行くことにします。
地上に設置された「給気塔」から入った空気は道路の下の送空ダクトを通り、道路へと送られます。排気ガスを含んだ空気は道路の上から排気され、道路の下の送空ダクトを通り、換気所へと集められます。
トンネルの中の排気ガスは、巨大な送風機である「換気ファン」により、「送空ダクト」を通して集められます。
火災が発生した際の排煙を集めるためにも使われます。換気ファンには振動対策が施されています。
換気ファンから発生する大きな音を軽減するため、「消音装置」が設置されています。
筒状の装置を通ることにより騒音は規制基準値以下に低減、静かな公園および図書館の室内程度になるとのことです。
集められた排気ガスは、「SPM除去装置・低濃度脱硝装置」を通ることで、無害に近い空気へと生まれ変わります。
きれいになった空気は、排気塔の真下へ送られます。
高さ45mの排気塔を使って吹き上げられた空気は、毎秒約10m(時速約36km)の速さで約100mの高さまで上り、拡散されます。
階段を下り、道路となるトンネルへと向かいます。
トンネルは、「セグメント」と呼ばれるトンネルの壁面は3種類のマテリアルで構成されていて、色により違いを確認することができます。
黒色の金属は「DCセグメント(鋳鉄 ちゅうてつ)」、白色の金属は「STセグメント(鉄)」、白色のコンクリートは「RCセグメント(鉄筋コンクリート)」。通常はRCセグメントで構築され、トンネルに負荷がかかる部分にはDCセグメントが、後に壁面に穴を開ける部分にはSTセグメントが使われるとのことです。
先へ進むと西新宿JCTに、反対側へ進むと大橋JCTに接続します。
今回も、非常口からの避難を体験することができました。地上部につながる非常口への階段を上がり、「首都高講座 6限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」は終了となります。
トンネルにおける換気所は、環境を考慮した空気の入れ替えや避難するための重要な施設であるということを、今回の首都高講座により学ぶことができました。
今後も引き続き、首都高講座が続けられることを願います。
写真提供:rodo sakurai様
公式:首都高速道路株式会社 | 首都高講座
首都高講座 5限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう
「首都高講座」は、首都高速道路における工事の現場や施設、車両などを見学することのできるイベント。5限目は「開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」として、2008年(平成20年)12月11日に行われました。

首都高講座5限目は開通1周年を迎える「首都高速道路中央環状新宿線(山手トンネル)の神山町換気所」について学びます。
首都高Newsについている見学会応募券をはがきに貼って応募、当選することで参加をすることができます。18歳以上15組30名が参加しました。
14時、山手通りの神山町換気所に集合となります。
駒場東大付近の、山手通りの中央分離帯に3本の高い排気塔を見ることができます。工事が進む、首都高速道路中央環状新宿線(山手トンネル)の神山町換気所です。
参加者はヘルメットをかぶり、3本の排気塔のうち1本の真下にある、ハッチの中の階段を下ります。
換気所の内部へ入ります。
まずは、換気ファン室へ移動して、山手トンネルの概要と工事や設備の説明を聞きます。
首都高速道路では、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に結ぶ、中央環状新宿線(山手トンネル)と呼ばれる道路の工事を進めています。約11kmすべてが、山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
山手トンネルのうち、4号新宿線(西新宿JCT)と5号池袋線(熊野町JCT)とを結ぶ約7kmは、開通して今年で1周年となりました。現在は、2010年度(平成21年度)の開通を目指して、3号渋谷線(大橋JCT)と4号新宿線(西新宿JCT)とを結ぶ約4kmの工事が進められています。
トンネルを走る自動車から排出される排気ガスや、万が一に発生した火災などの煙を排出するため、山手トンネルには神山町換気所を含めて9カ所の換気所が設置されています。
地上に設置された四角い「給気塔」から入った空気は道路の下の送空ダクトを通り、道路へと送られます。排気ガスを含んだ空気は道路の上から排気され、道路の下の送空ダクトを通り、換気所へと集められます。集められた排気ガスは、環境基準を充分に満たした空気に浄化された後、高さ45mの「排気塔」から毎秒約10mの速さで、約100mの高さまで吹き上げられて拡散されることになります。
トンネルの、排気の流れに沿って見て行くことにします。
トンネルの中の排気ガスは、巨大な送風機である「換気ファン」により、送空ダクトを通して集められます。
火災が発生した際の排煙を集めるためにも使われます。換気ファンには振動対策が施されています。
換気ファンから発生する大きな音を軽減するため、「消音装置」が設置されています。筒状の装置を通ることにより騒音は規制基準値以下に低減、静かな公園および図書館の室内程度になるとのことです。

反対側から拡声器を使って叫ばれた声は、消音装置を通るとささやくような声になります。
集められた排気ガスは、「SPM除去装置・低濃度脱硝装置」を通ることで、無害に近い空気へと生まれ変わります。
排気ガスに含まれる浮遊粒子状物質(SPM)は一日平均で80%以上、二酸化窒素(NO2)は一日平均で90%以上と、大幅に除去され、大気汚染を防止します。
低濃度脱硝装置には「吸収式」と「吸着式」があります。山手トンネルの要町・上落合・中落合・東中野の4箇所の換気所では吸収式を採用、本町・西新宿・代々木・神山町・大橋の5箇所の換気所では吸着式が採用されています。吸収式と吸着式に大きな性能の差はないとのことです。
きれいになった空気は、排気塔の真下へ送られます。


高さ45mの排気塔を使って吹き上げられた空気は、毎秒約10m(時速約36km)の速さで約100mの高さまで上り、拡散されます。
排気塔から排出された二酸化窒素は環境基準と比べて数百分の一以下となり、地表付近への影響は非常に小さくなります。

換気塔の真下から見上げると、換気塔が六角形であることを確認することができます。
トンネルに設置される、様々な防火設備が並びます。火災が発生した際、ドライバーが利用する設備として、「消火器・泡消火栓」「押ボタン式通報装置」「非常電話」「非常口」などがあります。
デモンストレーションとして、消火器・泡消火栓などを手に取り、火災のシミュレーションをすることができました。力がない人でも、楽に操作をすることができるようになっています。
換気ファンなど様々な大型の設備を搬入するために、施設の通路は広い幅が取られていました。
階段を下り、道路となるトンネルへと向かいます。
トンネルは、筒状のシールドマシンという機械で掘られました。トンネルの上半分は道路に、すでに見えていない下半分は外からの空気や中からの排気ガスが通る送空ダクトなどが通ります。

「セグメント」と呼ばれるトンネルの壁面は3種類のマテリアルで構成されていて、色により違いを確認することができます。
黒色の金属は「DCセグメント(鋳鉄 ちゅうてつ)」、白色の金属は「STセグメント(鉄)」、白色のコンクリートは「RCセグメント(鉄筋コンクリート)」。通常はRCセグメントで構築され、トンネルに負荷がかかる部分にはDCセグメントが、後に壁面に穴を開ける部分にはSTセグメントが使われるとのことです。
3号渋谷線(大橋JCT)方面となります。
先へ進むと、大橋JCTに接続します。
4号新宿線(西新宿JCT)方面となります。
先へ進むと、西新宿JCTに接続します。
トンネルから避難する流れで歩きます。まだ工事が進む、待避所がありました。

地上部へ避難するため、通路を抜けます。
今回は特別に、非常口からの避難を体験することができました。地上部につながる非常口への階段を上がります。
地上部非常口扉手動解放装置を押すことにより、非常口が開かれます。
非常口は、重りによりハッチを制御する構造となっています。
非常口が開かれました。工事が進む今の段階においても、開かれることは滅多にないとのことです。
地上部に出ることができました。山手通りの中央分離帯となります。
非常口を閉めるためには、ハンドルを回し続ける必要があるようです。
地上部分にて、「首都高講座 5限目:開通1周年企画!国内最先端の神山町換気所を学ぼう」は終了となります。
中央環状新宿線(山手トンネル)の整備により、首都高速道路および周辺の一般道路の交通の流れがスムーズになり、排気ガスの量が減少、大きな環境改善が期待できます。
トンネルにおける換気所は、環境を考慮した空気の入れ替えや避難するための重要な施設であるということを、今回の首都高講座により学ぶことができました。
今後も引き続き、首都高講座が続けられることを願います。
公式:首都高速道路株式会社 | 首都高講座
首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) 池袋〜新宿 開通初日
中央環状線の山手トンネル(やまてトンネル)は、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に結ぶ、首都高速道路中央環状新宿線のトンネル。2007年(平成19年)12月22日、熊野町ジャンクションから西新宿ジャンクションまでの6.7kmが開通しました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状新宿線は延長約11kmのすべてが山手トンネル。山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
過去、4回にわたって見学をしてきた中央環状新宿線の山手トンネル。工事には携わっていないものの、思い入れがあるため、開通初日に通行してみることにしました。
●外回り・西新宿ジャンクション→熊野町ジャンクション
開通から約2時間後の18時、4号新宿線より進入。熊野町JCT付近で約4kmの渋滞とのこと。
西新宿ジャンクションより中央環状新宿線の山手トンネルに入ります。「中央環状新宿線 山手トンネル プレミアムバスツアー」で歩いた8%の急勾配は、予想以上にきつくスピードが出ます。
中野長者橋出入口、西池袋出入口と、混雑もなく非常に快適な道のりとなります。熊野町ジャンクションの手前、約2kmの地点より渋滞が発生していました。
熊野町ジャンクションは、5号池袋線との合流の地点で、2車線が1車線となります。直後には5号池袋線と中央環状王子線との分流の地点となる板橋ジャンクションがあるため、渋滞はやむを得ません。
5号池袋線の都心方面へは行くことができないので、注意が必要です。
このときは、西新宿ジャンクション→熊野町ジャンクションを約20分で通行することができました。
●内回り・熊野町ジャンクション→西新宿ジャンクション
開通から約5時間後の21時、5号池袋線より進入。西新宿ジャンクション付近で約3kmの渋滞とのこと。
熊野町ジャンクションより中央環状新宿線の山手トンネルに入ります。「中央環状新宿線 山手トンネル トンネルウォーク」で歩いた場所が通り過ぎます。
山手トンネルは、混雑もなく非常に快適な道のりとなります。西新宿ジャンクションの手前、約2kmの地点より渋滞が発生していました。
トンネルは、シールド工法で掘られた円形のものと、掘削工法で掘られた四角いものとの2種類で構成されます。
トンネルの付近に地下鉄が走っていたり、駅などがある場合には、四角い形状となっています。
西新宿ジャンクションは、4号新宿線との合流の地点で、2車線が1車線となります。渋滞はやむを得ません。
4号新宿線の都心方面へは行くことができないので、注意が必要です。
このときは、熊野町ジャンクション→西新宿ジャンクションを約30分で通行することができました。
山手トンネルの中はFMラジオを快適に聴くことがでるため、地震などの災害の際にも充分な情報を得ることが可能です。
首都高速道路全体の渋滞を2割減らすことができる中央環状線。平成21年度完成予定の3号渋谷線〜4号新宿線、平成25年度完成予定の品川線の、開通が心より望まれます。
公式:東京SMOOTH 関連:ラジエイト - 首都高速中央環状線
首都高速道路 大橋ジャンクション 第6回地図バザール 建設現場見学
大橋ジャンクション(おおはしジャンクション)は、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、東京都目黒区に設置されるジャンクション。日本地図センターによるイベント「地図バザール」の一環として、「首都高速道路 大橋ジャンクション 建設現場見学会」が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状線は都心に集まってしまう交通を分散するために計画された首都高速道路。中央環状新宿線と中央環状品川線の建設が進められています。
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「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つのが、大橋ジャンクションです。
建設現場見学会は2007年12月14日(金)・15日(土)の二日間に、11時〜・13時〜・14時〜の一日3回、1回先着順30名の参加により行われました。
大橋ジャンクションでは、国立競技場のトラックとほぼ同じ大きさの1周約400メートルのループ状の道路を2周することで、3号渋谷線と中央環状線との間を移動することができるようになります。バームクーヘンを楕円にして、斜めに傾けたような形状の建築物です。中央には換気所が設けられることになっています。
事務所にて工事の概要を聞いた後、大橋ジャンクションの中へと移動します。

この日は土曜日だったものの、休むことなく工事が進められていました。
地下に下り、直径13m、重量約2,100トンの、赤茶色のシールドマシンを見下ろします。
2006年6月に見学した「中央環状新宿線 大橋ジャンクション工事 松見坂立坑」で松見坂立坑を発進したシールドマシンは、約10ヶ月をかけて431mを掘り進み、大橋ジャンクションに到達。今度は折り返して、松見坂立坑まで掘り進めていくことになります。
到達したシールドマシンをUターンさせるため、2007年11月15日に、400トンの油圧ジャッキ14台を使い、23m垂直移動後180度回転する作業が行われました。上部のトンネルを掘り終えたため、今度は下部のトンネルを掘ることになります。
反対側の延長は、中央環状品川線となる予定です。


掘り終えられたトンネルは、今ある断面の真ん中の高さにある足場よりもやや下に車道が造られ、その下にインフラが整備されることになります。
松見坂立坑へ掘り進める準備が着々と進められていました。

工事の規模がいかに大きいか、作業されている人々の大きさからもわかります。
地上へと上がり、大橋ジャンクションの内部を横切ります。車道となるエリアは、2006年8月に見学した「中央環状線 大橋ジャンクション工事」で、工事が進められていた場所です。
ここには2車線の道路が造られます。ループ状になっているため、地上3層、地下1層、合計4層となります。
大橋ジャンクションの内側へ入ります。
工事用エレベーターを使い、約2分かけて一番上まで上がります。
上から見下ろすと、大橋ジャンクションを一望することができます。中央にある、四角い建物は現在も地域で利用されている変電所で、工事の最終段階まで残されるとのことです。
屋上にあたるこの部分は、道路ではなく、緑地化することで、温暖化防止に貢献することになります。
3号渋谷線へと接続する準備が着々と進められていました。
一直線にのびる高架には3号渋谷線が走り、右中央の四角い黄色の壁の底にはシールドマシンがあります。工事の規模がいかに大きいか、作業車などの大きさからもわかります。
3歳になる娘も見学の受付を断られなかったことから、2007年4月に見学した「中央環状線 大橋ジャンクション工事 一般公開」のような、簡単な見学を想像していました。
しかし、地下のシールドマシンや地上からの眺望など、今まで見せていただいた大橋ジャンクションの見学会の中でも特に充実した一日になったと言えます。右腕にカメラ、左腕に娘を抱えての移動は、案内してくださった方々をひやひやさせてしまったかもしれません。
子供用のヘルメットが用意されていたりするなど、首都高速道路と子どもたちの未来を強く思い描くことができました。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
公式:東京SMOOTH 関連:ラジエイト - 大橋ジャンクション
首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) トンネルウォーク 池袋〜新宿
中央環状線の山手トンネル(やまてトンネル)は、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に結ぶ、首都高速道路中央環状新宿線のトンネル。熊野町JCTから西新宿JCTまでの6.7kmの中の2ヵ所を歩く「中央環状線 山手トンネル トンネルウォーク」が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。

「中央環状線(山手トンネル)での移動」(首都高速道路ウェブサイトより引用)
中央環状新宿線は延長約11kmのすべてが山手トンネル。山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
「中央環状線 山手トンネル トンネルウォーク」は、2007年12月8日(土)・9日(日)の二日間、中野長者橋〜東中野シールド〜西新宿緊急車両出入口の約3kmを歩く「中野会場」と、西池袋入口〜熊野町JCT〜高松緊急車両出入口の約2kmを歩く「池袋会場」の2ヵ所で、同時に開催されました。
事前にWebでの予約応募をした1万名と、周辺の住民を中心に数万枚配布されたチラシを持参した人々が、トンネルウォークを楽しみます。
●中野会場
最寄り駅の中野坂上駅から徒歩約5分、会場入口である中野長者橋入口から入り、山手トンネルへと進入します。
チラシには混雑緩和のため、10時から11時の間に受付をするよう書かれてはいました。10時に到着するとすでに多くの人がトンネルウォークを始めていました。
ゲートをくぐり、坂を下ります。
中野長者橋料金所です。多くの人が料金所の前で記念撮影をしていました。
料金所を過ぎると受付があり、首都高速中央環状線に関するパンフレットやクマのハンドタオルが入った袋を受け取ります。チラシのチェックなどは一切なく、自由に入ることができました。
外回り、熊野町JCT方面へ向かって歩きます。片側2車線の本線は、折り返してくるウォーキングの人々のために右側通行となっています。電光掲示板には「山手トンネルへ」「ようこそ」という文字が交互に表示されていました。
歩いていると、トンネルの形には2種類あることに気がつきます。地上から穴を掘って箱を埋めるようにつくる四角い「開削区間」と、シールドマシンで横に穴を掘り進めてつくる丸い「シールド区間」です。場所によっては、開削区間とシールド区間とのつなぎ目を見ることができます。
トンネルは、すでに利用されている地下鉄やインフラの間をすり抜けるように工事が進められました。工事の条件により、開削とシールドとが使い分けられています。
ところどころに、地上にはどのような道路があるのかが記されています。
山手トンネルはほぼ山手通りの下を通っています。青梅街道と書いてあれば、真上には山手通りと青梅街道とが交わる場所、すなわち中野坂上の交差点があるということになります。
中野坂上付近では山手トンネルの上を通る丸ノ内線との間隔がわずか2mしかなく、計算では1.5mmを見込んでいた丸ノ内線のトンネルの沈下が1.2mmにおさまったなど、ミリ単位の、非常に高い技術力を持って工事が行われたとのことです。
火災時に利用する避難口に入って、中を見ることもできます。
避難口の扉をくぐると、非常電話が設置されていました。
この避難口では、螺旋状の階段を上ることにより、避難することができます。

迷わず地上へと避難できるよう工夫されています。
火災発生時に利用する、様々な防災設備を実際に触れることができます。
約50mの間隔に設置されている消火器・泡消火栓はどれも軽く、力のない方でも簡単に初期消火ができるようになっています。
自動火災探知機は、トンネル側面に約25mの間隔で設置され、赤外線により火災を自動的に感知して管制室に知らせる役割を持っています。
非常電話は100mおきに設置されています。
避難口は場所によって形状が異なるものの、どこでも迷うことなく逃げることができるよう、わかりやすいサインが掲げられています。今度は先ほどと違う避難口に入ってみます。
地下4階に位置するこの避難口では、大きな通路を抜けた先にある階段を上って、地上へ出ることになります。
避難口の反対側の扉は、反対車線からの避難口となります。
反対車線にのびるトンネルは歩くことができないものの、見ることはできました。内回り、西新宿JCT方面となります。
場所により銘板が取り付けられています。
建造されたタイミングによって、「公団」「株式会社」のどちらかの表記となります。
東中野シールドと呼ばれるポイントは、トンネルウォークのUターン場所と撮影スポットになっています。
先へ進むと熊野町JCT方面となります。来た道を戻ります。
中野長者橋入口を左手に見ながら、同じ外回りを今度は西新宿JCT方面へと歩きます。
車両展示コーナーでは、首都高速道路の管理や維持に必要な様々な車両が展示されていました。一番の目玉は今回、はじめて導入された首都高バイク隊のオートバイです。「警察ではないので、逮捕する権限はありません」とのことです。
首都高速道路パトロールカーをはじめ、たくさんの車両により道路が管理や維持されていることが理解できます。
ここにてトンネルウォークは終了となります。一般車は出入することができない西新宿緊急車両出入口が帰路となっていました。
最寄り駅は初台駅、もしくは西新宿五丁目駅となります。時計を見ると12時、2時間ほど歩いていたことになります。
電車を乗り継ぎ、中野会場から池袋会場へと移動します。
●池袋会場
最寄り駅の椎名町駅から徒歩約5分、会場入口である西池袋入口から入り、山手トンネルへと進入します。12時40分になっていました。
こちらでも多くの人がトンネルウォークに参加しています。
西池袋料金所があります。多くの人が料金所の前で記念撮影をしていました。
10%勾配を下ります。
受付があり、首都高速中央環状線に関するパンフレットやクマのハンドタオルが入った袋を受け取ります。チラシのほかにWebで取った予約票も用意はしていたのですが、チェックは一切なく、自由に入ることができました。
外回り、西新宿JCT方面に入ると、すぐに撮影スポットがありました。ここから先へは歩くことができません。内回りへ移動して熊野町JCT方面へと歩きます。
トンネルは、非常に珍しい形となっています。
西池袋出口は丸いトンネルのシールド区間ではあるものの、出口を確保するため、丸い形を削って四角いトンネルを接合したとのことです。
車両展示コーナーでは、首都高速道路の管理や維持に必要な様々な車両が展示されています。
水噴霧設備点検車をはじめ、たくさんの車両により道路が管理や維持されていることを理解できます。
出入口付近にはトンネル信号機が設置されています。
トンネルでの火災時には道路を通行止めにして、自動車を出口から地上へと誘導します。遮断棒も設置されていました。
トンネルでの火災時には、トンネル内の放送に従い、350m以内に設置された避難口から避難します。
避難口の上には黄色い避難口強調灯が設置されています。これらは、首都高速道路独自の追加防災設備とのことです。
ウォーキングをしていると、シールド区間と開削区間の2つの方法でトンネルはつくられているということがわかります。
地上から穴を掘って箱を埋めるようにつくる四角い「開削区間」と、シールドマシンで横に穴を掘り進めてつくる丸い「シールド区間」です。ここでも、開削区間とシールド区間とのつなぎ目を見ることができました。
トンネルは上り坂になり、光が見えてきました。この先は5号池袋線、東北自動車道へ接続する、すでに利用されている中央環状線へとつながります。
熊野町JCT付近は、トンネルウォークのUターン場所と撮影スポットになっています。遠くには、5号池袋線を走る自動車が見えました。
トンネルウォークはここにて終了となります。一般車は出入することができない高松緊急車両出入口が帰路となっていました。
最寄り駅は要町駅となります。時計を見ると14時、1時間20分ほど歩いていたことになります。
開通は2007年(平成19年)12月22日。開通すると24時間365日休むことのない道路となるため、今回のトンネルウォークは本当に最後のイベントとなりました。以前、参加した「中央環状新宿線 山手トンネル プレミアムバスツアー」ではまだ工事中だった部分が完成していたため、感動することも多々ありました。
中央環状線トンネルウォークは、2007年12月8日(土)・9日(日)の二日間で、約2万5千人の方がウォーキングを楽しんだとのことです。
様々な最新の技術と多くの人の情熱があったからこそ完成した首都高速中央環状線の山手トンネル。工事は新宿から先、渋谷、そして品川へと延びていきます。渋滞の緩和や環境の改善など、様々な問題を解決する道路が、これからも発展することを願います。
公式:首都高速道路 - 中央環状線 関連:ラジエイト - 中央環状新宿線 山手トンネル プレミアムバスツアー
首都高速中央環状新宿線(山手トンネル) プレミアムバスツアー
山手トンネル(やまてトンネル)は、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に結ぶ、首都高速道路中央環状新宿線のトンネル。熊野町JCTから西新宿JCTまでの6.7kmにおける「中央環状新宿線 山手トンネル プレミアムバスツアー」が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状新宿線は延長約11kmのすべてが山手トンネル。山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
「山手トンネル プレミアムバスツアー」に参加をしたのは、応募があった300名以上の中から抽選で選ばれた80名。報道陣を含め、3台のバスに分乗して、集合場所の新宿西口スバルビル前を出発します。
中野長者橋出入口より山手トンネルに進入。中野長者橋出入口は、5号池袋線・さいたま方面に対してのみ出入することが可能です。5号池袋線方面へ進み、「東中野シールドトンネル」にて集合記念撮影を行います。シールドトンネルは、シールドマシンで地中を掘り進めて造られるため、丸い形状となっています。
参加者の撮影は、写真集「首都高山手トンネル」を出版されたフォトグラファーの西澤丞さんにより行われました。
トンネルは万が一の事故や火災に備えて、万全の設備があります。ドライバーが利用するであろう設備は、見やすく、わかりやすく設置されています。

非常電話は、約100メートルの間隔で設置。電話機のある隙間から顔を出すことにより、向かってくる自動車の流れがわかるようになっています。受話器を取り、通話ランプが点灯してから「故障」「救急」「火災」のいずれかのボタンを押すことにより、管制室に用件が伝わります。
非常口は、350メートル以内に設置。非常に大きな扉を開けることにより、地上出口まで避難することができます。
バスに乗り、東中野シールドトンネルから4号新宿線方面へと移動、「西新宿JCT」に到着します。トンネルの出口への分岐から4号新宿線との接続部分まで、8%勾配を歩いて上ります。
西新宿JCTは、5号池袋線・さいたま方面と4号新宿線・中央自動車道方面との行き来のみ、利用することができます。都心方面へ、もしくは都心方面からの利用はできません。
4号新宿線・中央自動車道方面から来たクルマは、分岐で左に進み、5号池袋線・さいたま方面へ行くことができます。分岐で右へ進む3号渋谷線・大橋方面は、2007年(平成19年)の開通となるため、案内板もまだ取り付けられてはいません。
オペラシティなどを見上げることのできる分岐で、しばらく見学をした後、バスのある場所まで8%勾配を下って戻ります。
トンネルへ入る途中、トンネル用信号と、山手通りへの移動できる場所がありました。
トンネルで災害が発生した場合、信号を赤にしてクルマを山手通りへと逃がします。
バスに乗り、西新宿JCTから5号池袋線方面へと移動、以前、現場見学会が行われた「東中野換気所」に到着します。換気所は、地上と山手トンネルとの間に位置します。
東中野換気所の下を含む山手トンネルの2ヵ所では、関越自動車道などと接続する構想があるため、「壊すことのできる壁」になっています。壁を守るため、ガードレールが設置されていました。
4号新宿線から5号池袋線までには、西新宿換気所・本町換気所・東中野換気所・上落合換気所・中落合換気所・要町換気所があり、いずれもトンネルに空気を取り入れ、排気ガスを含んだ空気を薄めて上空に吹き上げる役目を持っています。
換気所から入る空気はトンネルの横から入り、排気ガスを含んだ空気となってトンネルの上から出ます。
排気ガスを含んだ空気はフィルタを通り、二酸化窒素を90%以上、浮遊粒子状物質を80%以上除去された後、地上約100メートルの高さまで吹き上げられて、拡散されます。

換気所には消音装置が設置され、周辺の騒音レベルは基準値を大きく下回ります。消音装置を挟んだ反対側から叫ばれましたが、ほとんど聞こえない声量になっていました。
換気所から出て、トンネルへと戻ります。約50メートル間隔で設置されている消火器・泡消火栓の一部を見ることができました。
無理のない範囲での初期消火をすることができます。
バスに乗り、東中野換気所から5号池袋線方面へと移動、「西池袋出入口」に到着します。
出入口は、シールド工法で造られた丸い形状のトンネルの一部を切り取り、開削工法で造られた四角い形状のトンネルを接続してつくられました。強度が弱くなるため、初めての方法になったとのことです。

西池袋出入口は5号池袋線・さいたま方面から出る時と、4号新宿線・中央自動車道方面との行き来のみ、利用することができます。5号池袋線・さいたま方面への利用はできません。
出入口は、まさに仕上げの工事が進んでいる最中でした。
トンネルから出ると、山手通りを見渡すことができます。池袋へアクセスは、西池袋出入口を利用することになります。はるか先では、料金所の設置工事が進んでいました。
バスに乗り、西池袋出入口から5号池袋線方面へと移動、「熊野町JCT」に到着します。
熊野町JCTは、5号池袋線・さいたま方面と4号新宿線・中央自動車道方面との行き来のみ、利用することができます。都心方面へ、もしくは都心方面からの利用はできません。
開通後、高松出口は廃止されます。遠くには、5号池袋線のクルマの流れを見ることができました。
「山手トンネル プレミアムバスツアー」は、開通する部分を隅々まで見ることができただけでなく、東中野シールドトンネルで撮影した記念写真や西澤丞さんのサインが入った写真集「首都高山手トンネル」を頂くことができたりと、文字どおりプレミアムなバスツアーとなりました。
見学した部分の山手トンネルは、2007年12月22日に開通。現在約30分かかっている新宿〜池袋が最短約10分となり、現在約90分かかっている高井戸〜三郷が最短約55分に、4号新宿線の渋滞が約2割減少するとされています。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
公式:首都高速道路 - 中央環状線 関連:ラジエイト - 中央環状新宿線 東中野換気所
首都高速中央環状新宿線 東中野換気所
首都高速道路では、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に結ぶ、中央環状新宿線と呼ばれる道路の工事が進められています。道の日イベント2007として、「中央環状新宿線 東中野換気所」の現場見学会が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状新宿線は延長約11kmのすべてが山手トンネル。山手通りに沿った地下約30メートルの、片側2車線のトンネルとなっています。
時間で区切られた数人のグループごとに、階段を下りて地下の道路へとたどり着きます。
トンネル内での事故や火災などの発生に備えて、様々な防災設備が設置されています。
非常電話は100メートルおきに設置され、自動車が向かってくる方向を見ながら、管制室の係員と連絡を取ることができます。消化器・泡消火栓は約50メートルおきに設置され、女性や子どもでも簡単に消火栓を取り出し、消火をすることが可能になっています。
延長約11kmのトンネルは、地上から掘削する「開削工法」と、シールドマシンをつかって横へ掘り進む「シールド工法」の2種類の方法で造られました。
トンネルが四角い場所は開削工法、丸い場所はシールド工法。場所によっては境目を見ることができます。
トンネルのほとんどは、工事の騒音や振動、街路交通の影響が少ないシールド工法で進められました。
上の階へとあがり、中央環状新宿線に設置される9つの換気所のひとつ、東中野換気所へと移動します。
自動車から排出される排気ガスをトンネルの外へ出すため、万が一に発生した火災などの煙を排出するために、換気所および換気塔が必要となります。
地上に設置された四角い「給気口」から入った空気は道路の下の送空ダクトを通り、道路へと送られます。
排気ガスを含んだ空気は道路の上から排気され、道路の下の送空ダクトを通り、換気所へと集められます。

巨大な「換気ファン」で集められた排気ガスは、SPM除去装置・低濃度脱硝装置で有害な物質を除去。消音装置で換気ファンから出る巨大な音を低減した後、地上の約45メートルの換気塔から、100メートル上空へ放出されます。
東中野換気所は、山手通りの地下にきちんとはまる大きさで設置されています。
換気塔から出る空気は、地上で拡散され、周辺への影響は極めて小さく抑えられているとのことです。
中央環状新宿線が完成すると、現在約30分かかる新宿〜池袋が、最短約10分となります。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
公式:首都高速道路 - 中央環状線
首都高速道路 大橋ジャンクション 目黒川さくらフェスタ2007 建設現場見学
大橋ジャンクション(おおはしジャンクション)は、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、東京都目黒区に設置されるジャンクション。「目黒川さくらフェスタ2007」に合わせて、「首都高速道路 大橋ジャンクション 建設現場見学」が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状線は都心に集まってしまう交通を分散するために計画された首都高速道路。中央環状新宿線と中央環状品川線の建設が進められています。
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「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つのが、大橋ジャンクションです。
休日ということもあって動いている機械はなく、工事の現場であることを忘れてしまうくらい静かです。今回は、ループを描く道路の中心にあたる空間へだけ、立ち入ることができました。
展示されていたのは、セグメントと呼ばれるトンネルの骨格となる部品の1ピース。大小合わせて8ピースを組み合わせて、内径10メートル85センチのトンネルの断面となります。
1つのトンネルには片側2車線の道路が敷かれ、上下線2本のトンネルがつくられています。せっかくなので、「トンネルが完成してクルマで走行した図」を演じてみました。
国立競技場のグラウンドと同じくらいの円を2周描いて走行するジャンクション。急なカーブが続くことから「法定速度はどのくらいになりそうですか」とたずねると、「だいたい30km/hくらいではないでしょうか」とのお答え。
開通したら、ぜひとも走ってみたいジャンクションです。
公式:東京SMOOTH 関連:ラジエイト - 大橋ジャンクション
首都高速道路 大橋ジャンクション 道の日2006 建設現場見学
大橋ジャンクション(おおはしジャンクション)は、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、東京都目黒区に設置されるジャンクション。毎年8月10日の「道の日」にともなって、「首都高速道路 大橋ジャンクション 建設現場見学」が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状線は都心に集まってしまう交通を分散するために計画された首都高速道路。中央環状新宿線と中央環状品川線の建設が進められています。
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「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つのが、大橋ジャンクションです。
管理棟で、工事の概要を伺いました。
道路となる巨大なコンクリートの箱を地中に埋めるため、箱の下部を掘削しながら、箱の上部を巨大な重機で押し続ける「ケーソン工法」で工事が進んでいます。
箱の下部は、地下水などの水圧に耐えるために気圧を上げてあります。無人による機械の掘削がなされ、操作は遠隔で行われます。
室内にて繰り広げられるクレーンさばきに合わせて、屋外では次々に地中の土が汲み上げられていきます。
大橋ジャンクションの内部へと移動します。


大橋ジャンクションの内部には、工事の概要が充分に理解できるパネルや模型が用意されていました。
実際に作業が行われている、最前線を見せていただくことができました。
過去、見せていただいた工事の現場は、休日のために働いている人はごく少数の場合がほとんどでした。
目の前に繰り広げられているのは、まぎれもない「今の姿」です。
鉄筋が組まれ、コンクリートが流されていきます。
資料や映像ではなく、現場を眺めるだけの観光でもない「本物の見学」をすることができました。
誰が、どのようにして、何のために「働いている」のかを考えさせられ、思い知らされた一瞬です。
見て学ぶこと以上に大切な発見をすることができた、貴重な体験となりました。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
公式:東京SMOOTH 関連:ラジエイト - 大橋ジャンクション
首都高速中央環状新宿線 松見坂立坑 建設現場見学
首都高速道路では、3号渋谷線(大橋JCT)・4号新宿線(西新宿JCT)・5号池袋線(熊野町JCT)の延長約11kmを一直線に地下で結ぶ、中央環状新宿線と呼ばれる道路の工事が進められています。3号渋谷線に接続する手前で、「中央環状新宿線 大橋ジャンクション工事 松見坂立坑」の見学会が開催されました。

中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2013度(平成25年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。
中央環状線は都心に集まってしまう交通を分散するために計画された首都高速道路。中央環状新宿線と中央環状品川線の建設が進められています。
「地上約35メートル」の3号渋谷線と、「地下約36メートル」の中央環状線の高低差約70メートルを結ぶ役割を持つのが、大橋ジャンクションです。
池尻大橋駅から徒歩約8分。周囲への騒音を防ぐために設置された防音壁に目をうばわれながら、246号にほど近い山手通りと淡島通りとの交差点、松見坂交差点にある松見坂立坑の入口に到着しました。見学の前に、工事の概略を教えていただきます。
見学した場所は、松見坂「立坑」。立坑(たてこう)とは、横方向にトンネルを掘るための「シールドマシン」を、地上から地下へと下ろすために縦方向へ掘る穴です。
地下にあるシールドマシンを見るため、螺旋状に組まれた階段を下ります。
地下にはこれから後日、発進する巨大なシールドマシンが準備されていました。
大橋ジャンクションでは、従来にない急カーブを描くトンネルを掘るため、特注のシールドマシンが用意されたとのことです。
石川島播磨重工で組み立てられた直径約13m、重量約2,000トンのシールドマシンは、1ミリ単位のチェックをクリアした後、再び分解されて地下約45メートルへ持ち込まれました。
立坑の開口部の形の都合から、掘る方向より90度横に向いた状態で立坑の底にて5ヶ月かかって組み立てられ、90度回転して発進することになっています。
稼働するとシールドマシンは前方に向かって水を送り、かき出した土を泥水にして後方へ送り返します。円柱の前面で土を掘って、背面で「セグメント」とよばれる周囲の壁を弧の形で組み立てながら、1分間に約2センチの速さで進みます。
予定と実際との、到着ポイントまでの左右上下の誤差は1ミリにも満たないということでした。
地中は非常に水分が多く、土はやわらかいとのこと。ボーリングなどによる事前の調査は綿密に行うものの、資料になどに載っていない古井戸などに遭遇をしてしまうこともあり、シールドマシンの損傷を防ぐために作業が中断してしまうこともあるそうです。
大橋ジャンクション付近のトンネルは二重構造。松見坂立坑から大橋ジャンクションまで掘り終えた後、シールドマシンをさらに15メートル地下へ下ろして、逆に大橋ジャンクションから松見坂立坑まで掘り、完成します。
工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。
参考:首都高速道路 - 大橋ジャンクション 関連:ラジエイト - 大橋ジャンクション工事 道の日 / 一般公開


