東京ゲートブリッジ 開通直前 最後の見学会
首都高講座 34限目:横浜環状北線の建設状況を学ぼう
首都高講座 33限目:交通管制システム「AISS’09」と山手トンネルの防災設備を学ぼう
« 東京都市計画道路補助第133号 記念式典 | 東京都 | 瑞穂大橋 完成記念式典 »
新矢柄橋・新乙津橋 開通式典
新矢柄橋(しんやがらばし)・新乙津橋(しんおつばし)は、秋川に架かる檜原街道の橋りょう。あきる野市にある矢柄橋が老朽化し、道路の幅員は狭く歩道も未整備であるため架け替え整備が進み、新しい橋が完成。「新矢柄橋・新乙津橋 開通式典」が行われました。

主要地方道上野原あきる野線(第33号)檜原街道は、山梨県上野原市から東京都檜原村を経てあきる野市を結ぶ、地域にとって重要な幹線道路。あきる野市に架かる矢柄橋は老朽化が進み、付近の道路は幅員が狭く歩道も設置されていないため、車道の拡張と歩行者の安全確保が求められていました。
車道拡張と歩道設置にあたっては、現在の道路を拡張する案も検討されました。しかし、この区間は地形が急しゅんで交通機能を確保しながら道路を拡張することが困難なため、新しい2つの橋を架けて秋川を渡り、ゆるやかな曲線を持つ延長約460mの道路が造られることになりました。
新矢柄橋・新乙津橋が開通する前の旧道を、都心よりの五日市駅側から桧原村側へと歩いてみました。1935年(昭和10年)に完成した矢柄橋を渡ります。全長33.2m、幅員6.0mとなっています。
道路は狭く、交通量が多いため、歩行にはかなりの危険が伴うことがわかります。
今度は、新矢柄橋・新乙津橋を経由する新道を、都心よりの五日市駅側から桧原村側へと歩きます。まずは新矢柄橋を渡ります。
新矢柄橋は、全長96.0m。鋼アーチ支持桁橋となっています。道路の有効幅員は9.75m(車道7.25m、歩道2.5m)となっていて、旧道と比べるまでもなく、歩道は非常に歩きやすいことがわかります。
右折するレーンの先には温泉の施設があります。ゆるやかなカーブを直進すると、新乙津橋が見えてきました。
新乙津橋は、全長73.0m。コンクリートアーチ橋となっています。
旧道と新道との合流地点へたどり着きました。先の広場には開通式典の会場があります。
振り返ると、右側の道路が旧道、左側のカーブを描く道路が新道となります。新矢柄橋・新乙津橋が開通すると、旧道は廃止されます。
新矢柄橋・新乙津橋の開通式典は2008年(平成20年)10月25日11時より、新乙津橋そばの広場にて行われました。
主催者挨拶、工事報告、来賓祝辞と進みます。工事年度は2004年度(平成16年度)から2008年度(平成20年度)、事業費は約18億円とのことです。
感謝状授与、花束贈呈と続きます。
和太鼓演奏では、あきる野市立小宮小学校の児童による「小宮っ子ソーラン」が披露されました。
会場を新乙津橋へと移し、テープカット、くす玉開披が行われます。
渡り初めが行われ、新乙津橋から新矢柄橋までを移動、開通式典は終了しました。
白いアーチ橋が美しい新矢柄橋をあらためて観てみました。

架橋箇所は左右岸の形状が違った傾斜を持つ渓谷で、道路の線形も曲線となっています。
条件に対して構造的に有利な「鋼アーチ支持桁橋」が採用されたとのことです。白色のアーチは、奥秋川の玄関口として、シンボル的なランドマークとなります。
アーチリブや補剛桁は向上で造られ、現場にて組み立てられました。
今回の開通により、交通の円滑化と歩行者の安全性が向上するとともに、地域のランドマークとしての役割も期待されています。
あきる野における人や物の流れが円滑になり、地域の利便性が向上することを望みます。

